日常

【台風19号体験①】大雨特別警報「警戒レベル5」に。人生初の避難所経験をご報告。

非常に大型で強い勢力を保ったまま上陸した台風19号。

東海、関東地方を中心に激しい雨を長時間降らせ、河川の氾濫や、土砂災害など広範囲に大きな傷痕を残しました。

私の住んでいる地域では「大雨特別警報」が発令され、「命を守る最善の行動」をするよう求められました。警戒レベルは一番高い「警戒レベル5」。

人生で初めて、避難所で過ごす経験を余儀なくされました。

今回は、避難までの経緯や避難所の様子をご報告します。

10月12日(土)午前中は台風が来ているという感じはない

今日は、台風19号が長野県に最接近する日。

午前中から、雨が降り続いているが、風がないので、台風が来ているという感じはしない。

家族で近くのショッピングモールへ行く。

買い物をし、昼食を食べて午後2時ごろ帰宅。帰宅中の帰り道、千曲川の水位が高くなっているのに驚いた。でもそれほど慌てる感じではない。

突然スマホに緊急速報が届く。

15:30、突然スマホの警報音が鳴った。

緊急速報

特別警戒発表

長野県に特別警報(大雨)災害がすでに発生していることを示す警戒レベル5に相当。命を守る最善の行動をとってください。

新たに特別警報の対象となった地域があります。テレビ、ラジオ等で自治体の情報を確認してください。

えっ!?そんな大げさな。と一瞬思ったが、今回の台風は想像以上に勢力が強い。

とりあえずは、テレビをつけ、スマホで情報を集めた。

佐久地方で、千曲川の水量が危険水域を超えているのを確認。上田地区はまだ、危険水域を超えてはいない。

2回目の緊急速報

河川の状況も自宅に一番近い「生田」という場所の水位が、どんどん上がってくる。

18:21。ふたたびスマホの警報音が鳴る。

緊急速報

河川氾濫のおそれ

警戒レベル4相当

こちらは国土交通省北陸地方整備局です。

内容:千曲川の生田(いくた)(上田市)付近で水位が上昇し、避難勧告等の目安となる氾濫危険水位にとうたつしました

行動要請:防災無線、テレビ等で自治体の情報を確認し、各自安全確保を図るなど適切な防災行動をとってください

本通知は、浸水のおそれのある市町村に配信しており、対象地域周辺でも受信する場合があります

(国土交通省)

すぐに、生田付近の水位を確認すると、危険水位を超えて真っ赤になっている。

千曲川周辺のライブカメラも見ることができたが、国分などかなりの水量になっている!

これはやばいかも。

避難の準備をはじめた。

避難準備の詳細

フットワークが少しでも良くなるようにリュックを用意し、そこに必要なものを詰め込む。

避難準備でリュックに入れたもの

サイフ、スマホとスマホ充電器、ペットボトルの水4本、ウィンドブレーカー、懐中電灯、歯ブラシ、電動ひげそり、時計、重要なカード類、ティッシュ、ハンカチ、簡単に食べられるもの(ナッツ、せんべい、あめ、バナナ)、親子の保険証、薬

浸水被害に備えて、大事なものを2階へ運ぶ

子どものランドセル、幼稚園関係の道具、今まで撮りためた写真のデータ、パソコン、ルンバ、掃除機、重要書類(住宅の保証関係、保険関係)、その他電子機器

さらに、逃げ切るための準備

・自宅にあった浮き輪(3つ)を出し、空気を入れて2階に置いておく。浸水時に備えて。

・すぐに逃げられるように、靴を玄関からリビングに移動。長靴は危険らしいので、運動靴を準備。

・脚立を準備し、屋根の上に上ることができるようにした。

 

夕食をとって早めにシャワーを済ませた。

菅平ダムの緊急放流開始

午後7時過ぎに菅平ダムが緊急放流を開始したとの情報をツイッターで入手。この事実により、千曲川の氾濫は避けられないと確信。ツイッター上でも「いますぐ逃げて」というツイートが目立ちだす。いよいよ本気でまずいことになってきた。

どうしようか、近隣の避難所へ避難するのか、2階への避難にするのか。

もし、千曲川が決壊してしまえば、5mあるいはそれ以上、水没する可能性だったある。2階へ避難して助かるのか?最悪の事態も想定しながら、迷い続ける。

午後8時頃、市の災害情報を確認したときには「避難指示」が発令されていた。

とりあえず、子供達は寝かせて冷静に考える。考えている暇はないのかもしれないが。

3回目の緊急速報

21:58。3回目の緊急速報がスマホに入る。

緊急速報

上田市、災害発生情報

こちらは、上田市です。

次の自治会で千曲川の堤防から水があふれ出しましたため、午後9時45分、警戒レベル5、災害発生情報を発令します。

対象自治体:・・・・

まだ避難していない方は、大至急建物の2階以上など少しでも安全な場所に避難してください。命を守る行動をとってください。川には決して近づかないようにしてください。

(上田市 危機管理防災課)

気象庁からは、大雨特別警報が発令され、「警戒レベル5」に。「命を守る最善の行動」が呼び掛けられる。

避難場所を市のWebページで調べようとしたが、サーバーがつながらない。こういうとき、ツイッターは頼みの綱。情報をあげ、拡散してくれた方々に感謝。

そして、

国分で、千曲川が氾濫。

という情報を得た。国分は自宅から2kmほどの地点。これは最悪の事態も考えられる。氾濫であって決壊ではないが、いつどうなるかわからない。

近所の方を呼び寄せ、避難所へ行く最終準備をする

小さなお子さんが2人いる近所の方を自宅へ呼び寄せた。

その日は、ちょうど旦那さんが京都へ出張中。現在、車でこちらに向かっている途中であった。

奥さんは一人で小さな子ども2人と一緒。雨や風もものすごい勢いで、緊急速報が鳴りまくる。かなり心細かったと思う。妻が、うちに来るように声をかけてくれた。避難する際は一緒にしようということになった。

もう、そのご家族と一緒に避難する!と心は決めていたのだが、寝てしまったこどもたちが、何をしても起きてくれない。時間がたって、心が揺れ、やっぱり2階に避難か、とまだ迷う。

こういうときの対応は事前に考えておかなければいけない。迷っている暇はないのに。

近隣の方で避難所へ避難した方はまだあまりいない様子。家の電気がついているところが多い。

最終的に「今日は、2階へ避難」という決断をした。

夜12時頃、風はまだかなり強かったが、雨が弱くなってきたので、いつでも逃げられる準備だけはして、その日は就寝することに。

続きは、次の記事でご紹介します。

【台風19号体験②】大雨特別警報「警戒レベル5」に。人生初の避難所経験をご報告。

 

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