今日は8歳の息子のピアノ発表会がありました!
演奏曲はとなりのトトロの「さんぽ」とブルグミュラーの「アラベスク」です。
息子は本番に強いのか?
前日までの練習では、何度かつっかえていて止まったりしていたので本番も止まるかな?と心配していました。私自身もピアノを弾くのですが、ピアノって本番ではなかなか練習通りの力が出せないものだ、という印象を持っていました。あれだけ練習したのに、本番になると頭の中が真っ白になってしまったり、一度も間違えたことがないところで間違えたり、手が震えたり・・・。割合でいうと60~70%ぐらいの力しか出せないものなんだと、私自身は考えていました。
ところが、息子は違います。演奏前は緊張している様子もなく、本番も怪しいところはありましたが、止まってしまうことなく、しっかりとした演奏をしてくれました。前回の発表会でも本番に強いな、と思っていましたがどうやら本物かもしれません。
息子に「緊張した?」と聞いたら「別に」といった感じ。えっ緊張しないのか?自分なんかがちがちで心臓バクバクになるのに。うらやましい限りです。緊張というものは大きくなるにつれて感じるようになってしまうものなのでしょうか。それとも、大人でも瞑想や考え方でなんとか克服できるものなのでしょうか。いろいろ調べてみたいです。
17年愛用してきた電子ピアノもついに寿命か?
私の母がピアノ教室をしていたり、父は元中学校の音楽教師であったため、私自身小さいころからピアノに慣れ親しんできました。最近はピアノを弾く時間もなかなか取れなくなりましたが、1年に1曲を目標に頑張って練習をしています。息子たちにもピアノを好きになってほしいと願っています。
息子は1~2週間に1回程度、近くにある祖母宅へ行ってピアノ教えてもらっています。我が家にもYAMAHAの電子ピアノがあります。もう購入してから17年目。何度か修理をして使い続けてきましたが、つい最近も「ミ」の鍵盤が上がらなくなってしまいました。修理には2万円ぐらいかかるし、予約がとれるのもいつも時間がかかります。増税前でもあるのでこの際新しいものを購入してもいいかな、と思っています。ちなみに現在使用している電子ピアノは「YAMAHA CLP170」です。
本物のピアノでしか得られない細かな表現力
今回、息子はしっかりとした演奏をしてくれましたが、ピアノのタッチが弱すぎて、音が小さすぎる印象を受けました。やはり電子ピアノだと本物のピアノに比べると弾きやすいので、ピアノを弾く力や細かいタッチの感覚は身に付きにくいと思います。
私の経験上、本物のピアノと電子ピアノは全く別物です。最近の電子ピアノはよくできているので、多少下手でも上手に聞こえてしまいます!
昨年の3月に私が発表会に出た時感じたことですが、自宅の電子ピアノではかなりいい感じ。しかし、実家のグランドピアノで練習してみると、「なんだこりゃ」。ぼろがでてくるでてくる。本番もうまく弾けませんでした。やはり、本物のピアノを使って練習しなければ、上のレベルにはいけない。そう強く思った経験んでした。
でも我が家いんはアップライトピアノましてやグランドピアノを置くスペースはありません。だから、電子ピアノもうまく使いこなしながらやっていくしかないのです。
ちなみに若手ピアニストの反田恭介さんがモスクワに留学していたとき、自宅での練習は安い電子ピアノ、本格的な練習は音楽院にあるグランドピアノを使っていたそうです。
譜読みや指の動き等は電子ピアノでも十分可能ますが、タッチや表現など本格的な練習は本物のピアノが絶対必要です。息子には、電子ピアノとグランドピアノを上手く使い分けながら楽しく練習を続けてくれればいいなと思っています。できるだけ実家へ行く回数を増やして、本物のピアノに触れる機会をたくさん作ってやりたいですね。