以前ブログで」も書いた石原結寛先生の本「免疫力が上がる!老化を防ぐ!食べない健康法」。石原先生は、「現代人はたべすぎている」という警告を発し、食べないことで、「寿命が延び、体全体がよみがえる」「ガンのリスクが減る」「糖尿病のリスクが減る」「免疫力が高まる」「大・小の排泄がよくなる」「体のだるさがとれる」「性欲が甦る」「ストレスに強くなる」といった様々な効果が得られるとおっしゃっています。
石原先生も自ら実践されていておられることや、内容に説得力があったので私自身も3週間実践してみました。実践内容は以下の通りです。
私が実践した食べない健康法。その具体的内容は?
私が実践したのは単純に朝食を抜く、いわゆる「プチ断食」です。次のようなルールで実践をしてみました。
①朝食は「食べない」または「黒糖・生姜入りの紅茶を飲む」または「ごぼう茶を飲む」
黒糖・生姜入りの紅茶の作り方は本書に詳しく記載されています。毎回生姜の皮をむいてすりおろすのは大変なので、生姜の皮はすべてむいて、小さいサイズに切り分け、ジップロックに入れて冷凍保存しました。黒糖は塊のものではなく、粉状のものを使いました。「ごぼう茶」は昔読んだ南雲先生の本を参考にして時々作っているものです。
②昼食と夕食は普通に食べる
③平日は夕食をとった18時半以降は何も食べない。そして、空腹の状態を16時間取る。
空腹の時間を16時間と決めていたので、10時半ごろ昼食にすることもありました(昼食ではなくブランチですね 笑)
④間食の制限はもうけない
お腹がすいたときにナッツなどを食べていました。ただし「平日の空腹時間を16時間取る」は守っていました。
⑤休前日(金曜日と土曜日)の夜はお酒と間食を解禁
健康に良くないのは分かっているのですが、仕事を頑張った自分へのご褒美です。この3週間はワインを飲んでいました。
こんな感じでゆる~く本の内容を実践してきました。昨日でちょうど3週間です。
食べない健康法を3週間続けてみて感じたメリットとデメリット
それでは、この朝食抜き健康法を3週間続けてみて感じたメリットとデメリットを紹介します。
メリット
1.健康のためにと勘違いしてお腹いっぱい食べていたときのような「疲れた~」と感じることが少なくなった。特に休日、子供達の相手をしているときにあまり疲れを感じなくなった。
2.この実践を始める前は夜中に何度もトイレに起きていたのが、ここ最近はトイレで起きることが少なくなった。
3.体が軽くなった感じがする。フットワークが軽くなった。お腹が気持ちポッコリしていたのが少しへこんだ気がする。体重は1kg減った。(ちなみに私の場合はやせ型なので体重が減ることに興味はあまりありません)
デメリット
1.朝の空腹感がしんどい。特に、子供の朝食を準備していると誘惑に負けそうになる。夜の空腹感は慣れた。(というより空腹すぎて寝るしかない!という状態)
2.午前中、空腹感でとにかく落ち着かない。
3.朝10時半になると食事解禁のため、そこでナッツなどを食べすぎてしまう。また、空腹から昼食をドカ食いしてしまうときがあった。
4.肌の若返りに関しては、特に効果を感じなかった。(実施期間が短すぎるのでしょうが)
別の方法も試してみたい!
今回実施してみた朝食抜き健康法。
メリットの1~3は非常に大きかったです。疲れにくい!体が軽い!夜トイレに起きることが少なくなった!これらの効果を得られただけでも実践した価値はあったかなと思っています。
一方で、午前中の空腹状態がつらい時が多く「なんとなく落ち着かない」という大きなデメリットも感じていました。プチ断食を続けていると「食べたいと思わなくなる」という記事をよく見かけますので、まだまだ実施期間が短かいのかもしれません。休前日の夜に思いっきり間食を取っているのがいけないのかもしれません。間食を一切やめて続けてみたいという気持ちはあったのですが、必要な栄養が不足していないか?という心配も出てきました。
結論としては、とりあえず一度この少食抜き健康法はい一旦休止して、代わりに、今日からはテレビでも人気の医師池谷敏郎先生の著書「内臓脂肪を落とす最強のメソッド」に書かれている方法を試してみることにします。この先生の方法は糖質をいつもの半分にする「プチ糖質制限」が基本となっており、必要最低限の糖質に抑えた朝食もとるそうなので、空腹時のストレスも軽減されるのではないかと思います。ゾンビ体操なる変わった運動メソッドも紹介されているので合わせてチャレンジしてみたいと思います。
詳しい内容は今週中にアップしたいと思っていますのでお楽しみに!