10年ほど使用した炊飯器が壊れてしまいました。
これを機に、新しい炊飯器に買い替えです♪
いろいろ迷った末に、購入したのはこちら
「日立IHジャー RZ-W100CM 10L(5.5合炊き)」
炊飯器選びって難しいですよね。
試食できるところもあまりないので、クチコミを参考にしたり、実際に見てみて決めるしかありません。
結論から言うと、この炊飯器、購入して正解でした!
今回は「ふっくら御膳」購入の決め手となったことや、3ヶ月ほど使用して感じていること、メリットやデメリットについて、ご紹介していきます。
「ふっくら御膳RZ-W100CM」購入の決め手
「ふっくらで御膳」を買う前に使用していた炊飯器は、メーカー名は忘れましたが1万5千円くらいのもの。
特に不満はありませんでしたが、「お米はほぼ毎日食べるので、次に買い替えるときはグレードの高いものにしたいな」と思っていました。
年が明けてかた、炊飯器が壊れてしまったため、早速、近所の家電量販店へ足を運びます。
炊飯器選択の際の基準
値段もデザインも様々なモデルが並ぶ中から、どうやって炊飯器を選んだらよいのか。
炊飯器を購入するにあたって、次のような基準を設けました。
- 各メーカーの上位モデル
- 内鍋が重すぎない
- デザインが好み
- 玄米もおいしく炊ける
- 5合以上炊ける
特に優先順位はありませんが、土鍋のようなごついものは避けたいと思っていました。
上位機種は内鍋が重いものが多い
事前のネットでのリサーチで、「象印の炎舞炊き」の評価が高く、玄米もおいしく炊けたというクチコミが見られました。
しかし、店頭で実際に見てみると、内鍋の重さがけっこうあります。
南部鉄瓶を採用していて、見るからにおいしく炊けそうな炊飯器もありましたが、毎日のように使うものなので、洗うときに重いのはちょっと気が引けます。
各社の炊飯器の上位機種は、内鍋がけっこう重いものが多いです。しかも10万円近い!
候補としていた「象印の炎舞炊き」は、妻がデザインが気に入らず却下。
やっぱり、グレードを落とそうかなと思っていたときに見つけたのが「日立のふっくら御膳」です。
ふっくら御膳の内鍋は軽量790g!
「ふっくら御膳RZ-W100CM」は日立の上位モデルですが、内鍋が790gと超軽量!
この軽さなら、洗うときにそれほど負担は感じないでしょう。
しかも、玄米が上手く炊けるというのもウリの一つになっています。
パンフレットにあった「外硬内軟(がいこうないなん)」や「京の米老舗八代目儀兵衛が認めた」という言葉にも魅力を感じ、購入にいたりしました。
価格は4万数千円くらいだったと思います。当初覚悟していた金額の半分程度ですみました!
ふっくら御膳RZ-W100CM開封!
ネットで注文したところ2日くらいで到着しました。めっちゃ早い!
さっそく、開封してみます。
しゃもじと計量カップもついてきました。すぐにでもお米を炊くことができます。
ブラックの色が引き締まっていカッコよく見えます。
ごはんもおいしく感じられそうです。
付属品です。
写真の手前にある2枚の部品は組み合わせてセットします。「給水レスオートスチーマー」と呼ぶうそうです。
そして、軽量がウリの内鍋の様子です。
内鍋の底には丸い突起がたくさんありました。これがおいしく炊ける秘訣なのでしょう。
蒸気キャップです。
蒸気キャップは以下のような2つの部分に分解できます。
ふっくら御膳は炊飯中にほとんど蒸気が出ないというのも特徴の一つですが、おそらくこの構造が関係しているのでしょう。
ふっくら御膳の「炊き分け機能」と「食べてみた感想」
ふっくら御膳には様々な炊き分け機能があります。
極上ふつう
炊飯時間:約50分
一番よく使うコースです。
約40℃でじっくり浸し、「圧力加熱」。圧力をかけながら、スチームでしっかり蒸らして、「外硬内軟」に炊き上げてくれるそうです。
とてもおいしく炊けます!
玄米や十六穀米ごはんおふっくら仕上がります。
極上しゃっきり
炊飯時間:約32分
カレーや丼もの、ちらしずしなど「まぜごはん・かけごはん」のときに用いています。
加熱せずに短時間浸してから「圧力加熱」。「圧力スチーム蒸らし」を短くすることで、しゃっきりと炊き上げてくれます。
炊飯時間が短いので、早く炊き上げたい時にこのコースを使うこともあります。
極上もちもち
炊飯時間:約90分
文字通り「もちもち」のごはんが出来上がります。おいしいです!
我が家では子どもがお気に入り!
加熱せずに長時間浸し、「圧力加熱」。しっかり蒸らして、もちもちに炊き上げ。冷めてもおいしいごはんが炊けます。炊飯時間がやや長いのがネックです。
冷めてから食べるのを想定している「お弁当やおにぎり」など、をつくるときにおすすめです。
その他
<快速炊き込み>
快速で炊き上げたい場合はこのコースですが、水を多めにしてもすこし固さが残りました。
<おこげ・おかゆ・おこわ>
様々なコースがあります。
炊き込みご飯のときに「おこげ」コースを使ってみたところ、ほどよい「おこげ」が出来ました。おこげは、子どもが嫌がるかなと思いましたが、逆に「この部分もっと食べたい」と好評!
炊き上がりの画像
次の写真は「極上ふつう」で炊いてみたときのものです。
とてもいい感じに炊き上がります。お米が一粒ずつ立っています。
外はしっかり、中はふっくらで、おいしいです!
次の画像は我が家でいつも炊いている「十六穀米」です。
以前使っていた炊飯器とはあきらかに違います。玄米もやわらかく炊けます。
ふっくら御膳のメリットデメリット
さいごに「ふっくら御膳」のメリットとデメリットをまとめておきます。
メリット
①おいしく炊ける
とにかく、毎日ごはんがおいしいです!
②十六穀米も玄米もしっかり炊ける
十六穀米も玄米も外は程よい硬さ中はふっくら仕上がります。
③シチュエーションに合わせて炊き方を変えられる
カレーや牛丼などのかけごはんには「極上しゃっきり」、お弁当など冷めた状態で食べるごはんには「極上もちもち」など炊き方を簡単に変えられます。おこげ、おかゆ、おこわなどにもばっちり対応。
④蒸気が出ないので設置場所に困らない
蒸気が出ない仕組みになっているので、スライド式の棚の中に置くことができます。
我が家はこのような場所に移動しました。
ちなみに、この巻取り式コードも便利です。
⑤上位機種でも価格が押させられている
今回、4万円台で購入することができました。
ふっくら御膳のデメリット
3ヶ月使用してみて、ちょっと不便だなと思っているのがお手入れです。
洗わなければならないのは「内鍋」「給水レスオートスチーマー(2つに分解)」「蒸気キャップ(2つに分解)」「しゃもじ」です。しゃもじ以外に6つのパーツにわかれているので、洗うのが面倒です。
乾かす場所もなくて少々困っています。現在はふきんなどをテーブルの上にしいて、その上に洗い終わったパーツを置いて乾かすようにしています。
内鍋のお手入れ
内鍋の内側に丸い突起があります。
内鍋自体が軽量なのでそれほど洗いにくくはありません。
給水レスオートスチーマーのお手入れ
給水レスオートスチーマーは以下の部分です。炊飯中の蒸気を蒸留水として回収し、スチームを出すことで、ごはんの甘みを引き出す役割があります。
写真のように2つの部分に分解して洗います。
それほど汚れはつきませんが、スポンジで毎回しっかりと洗った方がよいです。
蒸気キャップのお手入れ
蒸気キャップは、炊飯器の上部についている写真のような部品で、水蒸気が出ない仕組みになっている優れものです。
写真のように2つの部分に分けてお手入れします。
この部分はほとんど汚れません。水分がつく程度。私は普段は水洗いで済ませ、ときどき洗剤をつけて洗っています。
どうしても洗うのが面倒なら、乾かすだけでもいいかもしれません。
ただし、日立のホームページでのお手入れ動画ではしっかりと洗剤をつけて洗っていましたのでご注意ください。
まとめ
以上、いろいろとご紹介してきましたが、この炊飯器、本当に買ってよかったです。
お手入れはやや面倒ですが、おいしいご飯が炊けるし、十六穀米や玄米もおいしく炊けます。
毎日おいしごはんをいただけるって、本当に幸せなことですね。
以上、日立の炊飯器「ふっくら御膳RZ-W100CM」ご紹介でした。炊飯器の買い替えを検討している方の参考になれば幸いです。
炊き上げ