・効率よく時間を使いたい
・ 時間リッチになりたい
・ 自分の時間を増やしたい
そんな 悩みに答えてくれるのが、勝間和代さんの新刊「 タイムパフォーマンスを上げる習慣」 です。
お金持ちになることが本当に豊かな人生なのではありません。
好きなだけ自分の自由な時間を持ち、 使うことができる状態。
つまり「時間リッチ」こそが 本当に豊かな人生を送るために必要なのです。
本書では、時間リッチになるための考え方や具体的な実践方法がさまざまな視点から紹介されているオススメの本です。
それでは、 本書を読んで私が学んだ3つのポイントについて解説をしていきます。
毎日の時間の2割を将来のために投資する
1つ目は毎日の時間の2割を将来のために投資するという考え方です。
金銭的な投資の世界では、収入の2割をあらかじめ 天引きしたり、積み立てたりして将来に備えるという方法が紹介されます。
このようなお金の使い方と同じように、時間についてもその2割を自分の将来の時間のために投資をすることが重要です。
つまり、今この瞬間だけの利益を追求するのではなく、自分の人生全体の利益から見た時間の使い方を考え、時間を投資していくのです。
ではその2割 の時間を、どのようなことに使えば良いのでしょうか。
運動習慣を組み入れる
1つ目の時間投資の例としては、、運動習慣を毎日の時間の中に組み入れることです。
ランニングや ウォーキング、筋トレなどの運動を 毎日の時間の中に組み入れてみましょう。
運動は即効性のあるものではありませんが、運動習慣の積み重ねが将来の健康リスク軽減、体調改善、病気の予防などにつながります。
体調が良くなれば仕事のパフォーマンスも上がるはずです。
読書の時間を組み入れる
投資をする2割の時間に、読書の時間を組み入れることもおすすめです。
ただし、即効性を求めすぎないことが重要です。
中にはすぐ役に立つようなある本もありますが、本によっては何年も後になってからじわじわと効いてくるものがあることを理解しておきましょう。
即効性のない本でも、読書週間を続けることで、効果がじわじわと現れ、将来の時間リッチにつながるケースは十分に考えられます。
自炊をする習慣を身につける
自炊をすることも良い時間投資になります。
私自身、正直、自炊がめんどくさいなあと感じる時もあります。
確かに、コンビニのお弁当を買ってくれば簡単で手間がかかりません。
しかしそんな生活を続けていれば、 将来的に自分の健康を害したり、仕事のパフォーマンスに影響が出る可能性もあります。
しっかりと栄養のある、体に良いものをとる習慣をつけることが結局は時間リッチ、 そして豊かな人生を送れることにつながるのです。
食事に関する時間の使い方が今回の1番の気づきでした。
毎日20分、30分、時間と手間をかけて自炊を続けることは、将来への投資になるということが腑に落ちました。
自炊をすることで、毎日充実感も得られています。
ぜひ、続けていこうと思います。
時間を可視化する
2つ目は時間を可視化、つまり見える化するすることです。
本書では、「まず自分の 人生の時間の1時間あたりが、どれだけの価値があるのかを決めて考えてみる」という内容が紹介されていました。
仕事における時給と同じように、自分の人生の時間当たりの価値を可視化させるのです。
勝間さんは、1時間当たりの価値を最大で6000円と考えているそうです。
そして例えば1時間のテレビ番組を視聴するのに、6000円使いたいと思えるかどうかで、タイムパフォーマンスを判断していきます。
もしやりたくない仕事を1日7時間やっているとしたら、6000円× 7時間= 42,000円の出費となる計算です。
1ヵ月だと、これに20日をかけて、84万円もの損失に値することになります。
嫌な仕事をして80万円以上の損失があるのだったら、 多少給料が下がったとしても好きな仕事をした方が、人生の時間の使い方としては有効なのではないかと思います。
※勝間さんの本では、このように数字で語る場面が結構あり、説得力がありますよ。
完璧主義をやめる
3つ目が完璧主義をやめると言うことです。
完璧主義をやめるのが自分自身の大きな課題
完璧主義については私自身の1番の課題でもあります。
この本で完璧主義に関する内容が出てきて、これはまさに自分のことを言っている。そう感じて、アンダーラインをたくさん引いてしまいました。
私自身の時間をいちばん奪っているのは「完璧主義」による浪費です。
すべてのことを完璧にこなそうとしてしまい、一つ一つのことに時間を使いすぎてしまいます。
時間だけでなく、気力や体力も奪われ、すべてのことが進まなくなってしまうことがあります。
本書にあるように、いくら完璧にあったと思えても、それは自分の中だけの完璧に過ぎません。
完璧主義から脱出するポイント
本書では完璧主義から脱出する3つのポイントが解説されています。
1つ目は、人間にはミスがつきものなのだから、完璧にはできないと言うことを理解し、割り切って考えること。
2つ目は、物事に投入するリソースや期限を決めること。
3つ目は、ある程度の段階で区切りをつけてまず一歩進め、もし間違いに気づいたら 後からリソースを振り分けるということ。
私の場合、特に2つ目と3つ目が重要であると考えました。
「この仕事かける時間は〇〇時間。 この仕事は◯月△日までに終わらせる。かけるお金は〇〇円まで。」
重要なのは、まず投入するリソースや期限を決めます。
そして、50点でも30点でもいいので、ある程度の段階で一歩進めます。
あとから修正、改善していけばいいのです。
勇気をもって手抜きをしよう
この言葉が響きました。
完璧主義からの脱出。これが私の当面の課題です。
まとめ
今回の一番の気づきは時間に対する考え方が変わったことです。
人生の時間は有限です。
その中で自分の時間を増やし心豊かに暮らしていくためには、効率よく時間を使えるようになる必要があります。
キャッシュリッチよりもタイムリッチ
コストパフォーマンスよりもタイムパフォーマンス
本書を読んで「時は金なり」の本当の意味が良く理解できました。
本書の内容を理解するだけではなく、実践し行動することで、時間リッチを目指していきたいと思います。
「 勝間式 タイムパフォーマンスを上げる習慣」おすすめです!