・うまくいかない人生を変えたい
・「思い」が「現実化」するしくみを知りたい
そんな悩みを解決してくれるのが本書『時間と空間を操る「量子力学的」習慣術』です。
本書を読むと、量子力学をもとに「現実の世界をつくっている仕組み」と「現実を変えていく方法」について学ぶことができます。
著者は村松大輔さん。
量子力学をベースとして願望を実現する様々な方法を提唱されている方です。
著書も多数ありますので、ぜひ参考にしてみてください。
それでは、私が本書から得た気づきを共有していきたいと思います。
現実は自分が思うようにつくりかえることができる
「世の中のすべてのモノ、コト、現象」は、「素粒子」が基となってつくられています。
この世のすべては「素粒子」が基となってつくられています。
あなが自身の体も、身の回りにあるモノも、ここに書かれている文字もすべ素粒子が集まってできているのです。
驚いたのは、モノだけでなく、私たちの「考え」や「思い」なども素粒子によるものだということ。
つまり、目の前にある物体や事がらのすべては、素粒子が集まって、形を変えて作られていいるのです。
村松さんは、素粒子によって作られる現実を「粘土細工」のようなものと例えています。
粘土は作る人の思いによって、実に様々な形に変えることができますよね。
これと同じようにそ、素粒子の集まりである現実は、あなたが思うように作り替えることができるのだそうです!
素粒子、ゼロポイントフィールドとは何か?
第1章では「15分でわかる量子力学の不思議な世界」と称して、「量子力学とは何か?」について学ぶことができます。
詳しくは本書をお読みいただきたいと思いますが、簡単に素粒子についてまとめておきます。
素粒子とは
私たちの体は37兆個の「細胞」が集まってできているそうです。
この「細胞」1つ1つは「分子」でできており、「分子」は「原子」の集まりになっています。
さらに「原子」の中心には「原子核」があり、「原子核」は「陽子」と「中性子」からできています。この「原子」の中を「電子」が飛び回ってます。
陽子・中性子の中には「クオーク」があります。
この「クオーク」と「電子」が物質の中で最も小さな粒で、これらを「素粒子」と言います。
実際には「素粒子」は17種類ありますが、原子の中にある素粒子は「クオーク」、「電子」、「フォトン」の3つです。
クオークは物質の素、電子は電気の素、フォトンは光の素。
この中で、奇跡を起こすカギとなっているのが「フォトン」なのだそうです。
私たちの意識や感情の正体はすべて「フォトン」だとされています。
ゼロポイントフィールドとは
素粒子(クオーク・電子・フォトン)が存在する原子の中は巨大な空洞となっているのですが、この空洞は何もないのにエネルギーに満ちているそうです。
このエネルギーに満ちた場を「ゼロポイントフィールド」と言います。
「ゼロポイントフィールド」は「フォトン」「電子」「クオーク」などの素粒子を生み出す、すべての物質の源です。
ひとつの「原子」を東京ドームに例えると、「原子核」はビー玉くらいのサイズですので、原子の中はほとんどが「空洞」つまり「ゼロポイントフィールド」であるといえますね。
ゼロポイントフィールドはこの宇宙のすべての場所に遍在するエネルギー場であり、宇宙の過去・現在・未来のすべての情報が記録されているそうです。
ゼロポイントフィールドについては私の好きな田坂広志さんの著書にも登場します。
ゼロポイントフィールドとつながると「神ってるレベル」のことが起こる
量子力学的に考えると、脳は、【人間の努力レベル】→【人間の天才レベル】→【神ってるレベル】へと変化していきます。
村松さんの言う、「神ってるレベル」とは、自分の能力を超えた状態のことで、アイデアが湧いてきたり、ひらめきの行動がうまくいったり、ピンチのときに救いの手が入ったりするそうです。
脳がゼロポイントフィールドとつながると、あなたも「神ってるレベル」になれます。
この理由は本書に譲るとして、ここでは「神ってるレベル」になるための3つのポイントをご紹介しておきます。
①時間
②空間
③エネルギー(メンタル)
この3つをうまく扱えるようになることが重要です。
本書ではこの3つのポイントについて、かなり詳しい解説があります。それぞれを1セクションずつ、具体例を交えながら学ぶことができますよ。
ここでは、私がやってみようと思った項目についてご紹介したいと思います。
①時間について
・集中していて、没頭するモードに入る
・ワクワクした気持ちで過ごす
・愛と感謝の気持ちで過ごす
②空間について
・音楽を流す
・植物を置く
・毎朝、自分の部屋で「祈り」を捧げる
③エネルギー(メンタル)
・自分を認める、ほめる
・すぐに行動する
・人に見られていなくても、良い行いを続ける
まとめ
私たちの潜在意識は、今感じていることを現実にすると言われています。
本書のおかげで、スピリチュアルに偏りがちな世界を「量子力学」を用いて科学的に読みとくことができました。
今まで「本当かなあ?」と思っていたことが腑に落ちた感覚を覚えました。
そして、本書を読んで周波数を意識するようになった頃から、現実が良い方向へ動き出した気がしています!
本当に感謝です!
あなたも、ぜひ一度本書を手にとってみてください。
少しずつかもしれませんが、見える世界が変わってくるはずです。
今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。