数学検定

数学検定準1級【合格体験記】個人成績票も公開

2019年の10月に行われた第344回数学検定で無事「数検1級」に合格することができました。

準1級は1級合格の約1年前に受検。

今回は「数検準1級の合格体験記」を公開します。

数検1級合格を目指すのであれば、まずは「準1級」を受検することをおすすめします。

私自身、準1級の勉強を通して1級受検の基礎力が確実に身につきました。

準1級を受検した理由

準1級を受検した理由は以下の通りです。

  • 1級受検の基礎を固める
  • 検定に慣れる
  • 自分の実力を試したい

準1級を受けた一番の理由は、「1級合格を目指すのであれば、その前段階である準1級は持っておきたい」という単純なものでした。

そもそも、準1級に受かるのかという不安もありました。

準1級の個別成績票を公開

受検したのは、2018年7月22日に行われた「第322回検定」です。

無事、一回で合格できました!

残念ながら満点合格はできませんでしたが・・

 

1次検定が7点中5点合格。2次検定は4点中2.5点で合格です。

ちょっとはずかしですが、当時の個別成績票を公開します!

▲数学検定準1級 個人成績票

 

▲数検準1級 受検者に関する情報

 

1次の問題4は偏角を求める問題でしたが、計算ミス。

2次検定の問題4は「行列」の問題。解きやすそうな問題だったのですが、問題文の最初の設定を読み違えてしまいました。

2次の選択問題の正答率は問題によって大きな違いがありますね。

準1級に合格できたことで自信にもつながりました。

準1級受検の勉強法

それでは「準1級」の勉強法についてご紹介します。

10か月くらいは勉強したと思います。基本的には問題集をひたすら解くという勉強法です。ノート等は作っていません。

当然ですが、間違えた問題はできるようになるまで繰り返します。これが一番大事な部分ですね。

以下の問題集を1~3回繰り返しました。主に使用した問題集は東京出版の「1対1対応の演習」です。

「1対1対応の演習 数学Ⅲ 微分積分編」

このテキストはおすすめです!数検準1級にちょうどいいレベルの問題がそろっています。

演習題までやりましょう。私は微積分を得意分野にしたかったので、3回繰り返しました。

2回目以降は間違えた問題だけ繰り返しています。

「1対1対応の演習 数学Ⅲ 曲線・複素数編」

準1級では複素数や2次曲線などの出題も結構ありますので、このテキストで固めていきます。

巻末にある数学Ⅲの総合問題はちょうどいいレベルに感じました。

「1対1対応の演習 数学Ⅱ」

数学Ⅱの範囲はややボリュームがあります。微分法と積分法については、数学Ⅲからの出題が多いので、場合よってはカットしてもよいでしょう。

「1対1対応の演習 数学B」

ベクトルと数列の力をつけます。

ベクトルに関しては、1級の線形代数に直接つながりますのでしっかりと勉強しておきましょう。

数列の知識も、微積分を学ぶ際に必須です。

「1対1対応の演習 数学A」の整数の部分

苦手意識がある「整数」の分野だけを一通り解きました。やや面倒に感じる問題もあります。

「分野別標準問題精講 整数」の第1部

整数を強化するために、本書を使いました。

解説にページ数を割いていて、語り掛けるような文章なので取り組みやすかったです。

「微積分 基礎の極意」の第3部

私は微積分を得意分野にしたかったため、「1対1」に加えてこの「微積分 基礎の極意」に取り組みました。この本のタイトルは「基礎の極意」ですが、結構難しい問題や初めて見るタイプの問題も多かったです。

第3部は64題の問題があるのですが、この64題を終わらせるのにかなり苦労しました。2回繰り返しました。

準1級合格だけを考えるのであれば、ややオーバースペックかなと思います。

行列は「1対1対応の演習 数学Ⅲ・C」

学習指導要領が改訂になる前に出版された本です。行列の部分だけさっと流し読みをしました。

行列は現在、高校では範囲外ですが、準1級では普通に出題されます!

「発見 数学検定準1級」

過去問の王道。解説も詳しいです。2次検定の問題も極力全部解くようにしました。

「実用数学技能検定過去問題集 数学検定準1級」

このシリーズは準1級まで出版されています。過去問4回分でしたが、役に立ちました。「発見」よりやや易しい印象を受けました。

 

最終的には1級を目指そうと思っていたので、正直「落ちたらはずかしい」というプレッシャーと戦いながら、結構頑張って勉強をした記憶があります。

数検準1級受検 当日

会場に行って実際に試験を受けるのは、就職試験以来でした。大のおとながめっちゃ緊張していました。

検定時間は、1次と2次合わせて3時間!

1次検定が60分、2次検定が120分です。

これだけの長い時間、問題を解き続ける経験は、久しぶりで、終了後は「すべての気力を使い果たした」という感覚に陥りました。

問題のレベルは2次で中堅大学の入試問題程度。わりと難しい問題も含まれていました。

準1級といえども侮れません!

まとめ 準1級で基礎を固め、1級合格を目指そう!

これから数検1級を目指す人は、1級受検の前に準1級を受検することをおすすめします。

私自身も準1級を受検して良かったと思っています。

1級受検の前段階で、準1級を受けたことで、1級受検のための基礎が固まりました。

実際、1級には「1日1~2時間の勉強」「1年2ヶ月」で合格できました。私にとってはわりと短い期間で合格までたどり着けたと感じています。

これは、「準1級のための勉強期間」があったからこそだと思っています。

まだ、準1級を取得していない人は、是非「準1級」を受検してみてください。合否に関係なく、数学の力が確実に上がるはずです。

以上で、数学検定準1級合格体験記は終わりです。ここまで、お読みいただきありがとうございました。

後日「1級の体験記」も書きたいと思っていますのでお楽しみに!

 

 

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