書評

【書評】勝間式超スローライフ/勝間和代【アフターコロナの新幸福論】

どうしたら1日6時間以下の労働時間で十分な収入を得られるの?
長時間働かずにのんびりと豊かに暮らしたい。

そんな悩み解決のヒントになる本が出版されました。経済評論家である勝間和代さんの著書「勝間式超スローライフ」です。

本書は勝間流「アフターコロナの新・幸福論」を説いた本です。

私は本書を読んでから、「しっかり稼ぐ」と「穏やかに暮らす」を目指そうと本気で思うようになりました。

私が本書を読んで得た気づきは次の3つです。

・会社に勤めがいかにストレスの多いものであったのかがわかった。
・スローライフ実現の鍵としてどのように仕事をしていけばいいかのヒントが得られた。
・自宅を世界一快適にし、自宅にいながら幸せになる方法を知ることができた。

たった一人で自宅に引きこもりながら、のんびりと暮らしている今が、人生で最も幸せを感じられています。

この言葉からわかるように、現在の勝間さんは、毎日とても楽しく、幸せな日々を送っています。

本書には、勝間さんが今まで試行錯誤を繰り返すことでたどり着いた「幸せな毎日を過ごす」ためのメソッドが盛り沢山です。

自宅を世界一快適な環境にし、働き方を考え直すヒントがたくさん隠されていますよ。

それでは私が、本書から学んだ5つの点についてご紹介していきます。

勝間式スローライフとは

「スローライフ」と聞くと「自然豊かな田舎で暮らし、庭で畑を耕し、お金も使わず、ゆったりとした時間を過ごす」というイメージがあると思います。

しかし勝間さんが提唱するスローライフは、世間一般でのイメージとはだいぶ違います。

都市部でも実現できる、現在版の「新しい形のスローライフ」です。

 

【勝間式超スローライフ】

現代生活のテクノロジーや利便性を駆使しながらも、交感神経優位な外界から少し遠ざかり、ある程度資本をかけて装備された自宅を中心に、毎日を幸福度高く暮らす生き方。

具体的には

「短時間労働で効率よく働き、快適に手軽においしいものをつくる暮らし。」

「常に片付いている清潔な室内で、楽しい運動、楽しい娯楽、そして愛らしいペットと一緒に暮らす。」

こんなイメージです。

会社のストレスは想像以上に大きい

私は本書の第1章を読んで、会社に出勤して仕事をするということがいかにストレスの連続であったのかということに気づきました。

会社というのは、何人もの人が限られたスペースの中で働いています。自宅で過ごす時と比べてみると、一人当たりのスペースがかなり狭いことに気づかされますよね。

実際に私の働いている職場では、自分が使えるスペースは机1つ分だけ!

勝間さんは「狭いところで他人と接近して過ごすということは大きなストレスであり、気力が大幅に奪われる」と話しています。

確かに、多くの人が狭い部屋で一緒の環境だと、色々なことがストレスになります。

隣の人のちょっとしたしぐさ、移動するときの音、電話で会話をしている声、分からないことを質問されて時間を奪われること、自分が移動する時に気を使うこと・・・

実に様々なストレスに日々さらされていることに気づきました。

それ以外にも、会社で働いていると

・通勤時間で時間を奪われる
・疲れていてもちょっと横になれない
・お腹が空いても好きな時間に食事をすることができない
・トイレが遠い
・飲み物を取りに行くのも遠い
・好きな音楽を聴きながら仕事をすることはできない
・移動するのにいちいち気を使う
・急に電話対応しなければならないことがある
・部屋の温度が自分好みにならない
・労働時間が長い

数えあげればキリがありません。

次の勝間さんの言葉には納得させられました

もっともっと一人当たりのスペースが広くて、食事や睡眠の自由度が高く、自由に動き回れるような、自分にとって快適で幸せな仕事環境を構築する方が、合理的ではないでしょうか?自宅で穏やかに過ごす時間も、もっともっと増やすべきではないでしょうか。

もし、自宅で仕事できるようになると

・通勤時間がない
・好きな時に食事や休憩ができる
・自分の好きな音楽を自分の好きな音量で聞きながら仕事ができる
・他者のためによりよく自分を見せる必要がない
・つまり軽くて通気性がよいリラックスした服装で仕事ができる
・部屋を好きな香りにすることができる

つまり、より自分を中心に据えた生き方が可能になります。

そう考えると、自宅での仕事めちゃくちゃ憧れますね!

ではどうしたら自宅という快適な環境でしっかり稼ぎながら穏やかに暮らすことができるのでしょうか。

スローライフ実現のカギは「成果報酬型」の仕事を基本とすること

勝間さんはスローライフ実現にあたって次の2点が重要だと言っています

①生産性、時間当たりの収入増、自分が働かなくてもお金が入るしくみ。
②充実しながら、無駄なお金を使わない。

その上で、”どうしたら一日6時間以下の労働時間で十分な収入を得た上でより豊かな生活時間が確保できるか”という問題提起をし、自分のキャリアやライフスタイルを一歩でもそこに近づけていく方法を考えることが推奨されています。

具体的には次の言葉が心に響きました。

短時間労働に自分を切り替える最大の鍵は、自分の労働体系を成果報酬型に切り替えることです

つまり「成果報酬型の仕事を基本とすること」がスローライフ実現の鍵を握っています。

成果報酬型の仕事とは、例えば本の執筆を書くというような仕事のことですが、具体的な仕事内容については本書では紹介されていません。ここは自分自身で考えていく必要があります。

成果報酬型でな仕事だと自分が望ような額の収入を得るのは難しい

成果が自分の報酬に反映されないと、生産性を上げよう、スキルを磨こうというモチベーションが低くなり、今の状況から抜け出すのも困難になります。

毎月一定の給与収入では劇的な変化は期待できません。

仕事が成果報酬型でないと、自分が望むような額の収入を得るための道のりは非常に厳しいものとなります。

仕事を成果報酬型にするとでチャンスが生まれる

しかし、仕事を成果報酬体系にすることで、チャンスが生まれます。

自分の働き方次第で、収入が大幅に上がる可能性があります。

時間あたりの生産性を高めることで「短い労働時間で高い収入を得る」ことも不可能ではなくなってきます。

成果報酬型は怖くない。少しずつでもいいから近づけていく

私は「成果報酬型」という言葉を見た瞬間「無理だ」という思いが頭をよぎりました。しかし、諦めてはいけません。勝間さんは、いきなりでなくほんの少しずつでもいいから、徐々に成果報酬型の仕事に移行していくことを勧めています。

成果報酬型と聞くと何か大変そうで危険な道のように感じてしまいますが、成果報酬型の収入は「最悪でもゼロ円」ですから心配しすぎなのかもしれません。

本書では、成果報酬型を実現するためのヒントがたくさん書かれていますが、大切なのは「どんな職業を選べば、スローライフを実現できるのか?」ということを、何年でもかけて考え続けることです。

数年かけて少しずつ、1ミリずつでもいいからあきらめずにそちらへ近づけていくことです。

という言葉には励まされました。

成果報酬の実力を磨く方法

成果報酬の実力を磨く方法としては次の2つが大切です

◆他者の力を借りる
◆IT化する

他者の力を借りる

多くの人が勘違いしているのが「自分一人で頑張って実力を磨こう」と思い込んでいる点です。

生産性をあげて短時間労働を目指す場合、この「自分一人で頑張ること」が、一番道を険しくし、無駄になることなのだそうです。

大切なのは他者と連携すること。

すでに生産性も十分に高めている人や、自分とは違う分野の専門家の意見をどんどん取り入れ、連携することで生産性をあげていくことをがポイントとなります。

IT化する

直接的に顧客のサービス向上につながらない生産性の低い業務については、 最大限IT化を進める効率化を図ることも重要です。

勝間さんが挙げる生産性の低い業務は以下の通りです

・移動時間
・会議
・メールや資料作り

例えば勝間さんが経営している会社のオンラインサロンや有料メールマガジンは、すべてwebの受付になっていて、人は誰も介してないそうです。

IT システムや様々な設備投資についてはしっかりと投資することが必然と考えるようにしていかなければなりません。

顧客の利益につながらないことについては、IT の力を借りることで、出来るだけ時間を使わないようにし、労働時間短縮を目指しましょう。

ちなみに勝間さんが仕事をするために使っている端末の数は

①パソコン4台
②スマホ3台
③タブレット6台

すごい!

これだけたくさんの端末を使って様々な原稿を 書き上げていたのですね。

そして、勝間さんが特に重視しているのが「音声入力」であることが、次の文章からも分かります。

私は競争が厳しく、より良いものをスピード感をもって発信することが顧客の利益になる仕事をしています。そんな中で、未だにたった1台の端末を使い、ローマ字入力でポチポチ打っているとしたら、それは成果報酬であろうが定額報酬であろうが、収入が上がらないのは正直当たり前だとしか思えません。

私は以前から勝間さんのメルマガを毎日読んでいますが、音声入力について試行錯誤を繰り返している様子を頻繁に目にしていました。

音声入力によって理論的には労働時間が1/5から1/6になるそうです。特に原稿を書く仕事をしている場合には、音声入力が短時間労働の大きな鍵を握っていることは間違いありません。

自宅を世界一快適にする

本書の第3章では自宅を世界一快適にする具体的な方法について様々なアイデアが紹介されています。

「リゾートホテル並みの快適さを自宅に導入し、そのリラクゼーションの合間に仕事をする」ようなイメージを持っていただけるとよいと思います。

「リゾートホテル並みの快適さ」憧れますね!

具体的な内容紹介は控えますが、勝間さんがイメージする「快適な自宅」とは次のようなものです。

①最も生産性の高いツールを使って短時間労働で大きな成果を上げられる
②レストランやホテル並みの美味しい料理を毎日自炊で食べることができる
③自宅にパーソナルトレーナーがいるイメージで、好きな運動を日々何種類もできる
④毎日高性能の瞑想ツールや睡眠ツールを使って十分な休息が取れる
⑤友人が競って遊びに行きたがるような社交場として自宅が活用できる

「自宅を世界一快適」と言っても漠然としたイメージしか浮ばないかもしれません。このような項目別の指針があると、やるべきことが見えてきます。

皆さんも、何が自分自身とって「快適」なのかを考え、それを具体的に深掘りしてみましょう。

ちなみに、この章のオンラインジム、VRについてはかなり研究されていて、読み応えがありますよ。

まとめ

私は本書を読んで、今まで当たり前のように会社に行き、当たり前のように8時間働いてきたことに疑問を感じるようになりました。

自宅を快適にし、自宅で穏やかに暮らすということは、驚くほど幸せをもたらしてくます。

自宅を快適にすると生産性も大きく上がります。

自宅で仕事をしていれば、ちょっとした時間に様々なことができます。

・洗濯機を何度も回せる。
・好きな時間にオンラインで運動をできる。
・VRで瞑想し十分な休息が取れる。
・最新の家電で外食よりもおいしい料理を食べられる。

私は「今の現状をすぐには変えられないとしても、生産性を上げるような方法やツールは何かということを、日々追求し続けていこう。自宅をもっと快適な空間にしよう」と決意し、行動することができました。

ちなみに、本書を読んだ翌日(休日)は1日中部屋の片付け、掃除をしてました。

特に、文房具類については数を減らし、使いやすさを重視して配置などを見直しました。たったこれだけのことでも、とても快適になり、幸せな気分になれましたよ!

身の回りの環境整備をし、より効率的で心地よい状態にしていくことの大切さを学びました。

本書はアフターコロナの新しい幸福論です。

本書を参考にして、幸せに暮らす生き方のヒントを見つけてみませんか?

「勝間式超スローライフ」おすすめです!

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