調理の手間を劇的に減らしてくれる革命的なシャープの家電「ヘルシオ ホットクック」。
今回はホットクックを使った「サバの味噌煮」の作り方をご紹介します。
今回ご紹介する「サバの味噌煮」はサバの臭みが全くありませんでした!
ホットクックでの魚調理は、ホットクックが完全に具材を密閉してしまっているため、臭みが気になるという方もいるでしょう。
私も、何度か失敗しました。魚の臭みが残ってしまうのです。
そこで今回、あるひと手間加えてみたところ、サバの臭みがない、おいしいサバの味噌煮を作ることができました!
臭みをとるコツは、サバの下ごしらえで手を抜かないこと!
それほど手間はかからないのでぜひ参考にしてみてください。
それでは、ホットクックでつくる”サバの味噌煮”の作り方をご紹介していきます。
【参考】 我が家で使用しているホットクックはこちら。
経済評論家である勝間和代さんの「ロジカル家事」に影響を受け、ヘルシオウォーターオーブンも購入!
こちらの本もおすすめです!
【作り方】ホットクックで「サバの味噌煮」を作ろう!
4人前を目安にしたレシピです
【材料】
✔︎基本の材料
- サバ 4切れ
- ねぎ(白い部分) 1/2本
- しょうが 30g
- 酒 100ml
- 水 100ml
- 味噌 大さじ3
- しょうゆ 大さじ1
- 砂糖 大さじ3
- みりん 大さじ2
サバはマサバを使いました。
参考までに、サバの種類と特徴について簡単にご紹介しておきます。
マサバ
体が平たいサバ。平サバ、本サバとも呼ばれる。11月〜2月が最も脂がのっていておいしい。
ゴマサバ
体全体が丸みをおびている。マサバより脂質は少なめであっさりとしている。1年を通して脂ののりが安定。マサバの味が落ちる夏場におすすめ。
ノルウェーサバ
脂ののりがいいのが特徴。干物や加工品で用いられる
(注意)サバの味噌煮に塩サバを使ってはいけません。塩気が強すぎて大変なことになります。
しょうがは半分を煮込み用、もう半分は千切り用(サバの味噌煮にのせる)です。
【調理】
1.サバの下ごしらえ(重要!)
①軽く塩を振って、10〜15分ほどおく(皮目を下向きにおく)
サバに塩を振って10〜15分ほどおくと、サバから水分が出てきます。 水分に臭みの成分が含まれているため、臭みを取り除くことができるのです。
②熱湯にくぐらせ、すぐに冷水につける
サバの臭みをとるために熱湯にくぐらせます。
写真を撮ろうとしてもたついていたら、熱湯に入れすぎました(笑)
湯通しはさっと済ませるようにしましょう。
目安は3秒です!
熱湯にくぐらせたらすぐに冷水につけます。
冷水につけることで、サバの味をしめて旨味を閉じ込めてくれます。
③すぐに冷水につけ、うろこや血合い、汚れを落とす
冷水で、うろこや残った血合い、汚れをおとします。
この作業をすることで、サバの臭みがだいぶなくなります。
④キッチンペーパーで水気を取り、皮目に切り込みを入れる
最後に、キッチンペーパーで水気をとっておきます。
切り込みは最初に入れておいてもOKです。
2.ネギとしょうがを切る
ネギは白い部分を使います。
3cm〜5cmくらいの長さに切っておきましょう。
続いて、しょうがをスライスします。
残りは針生姜(細かい千切り)にし、トッピング用にします。
針生姜の写真はピンボケしまったので載せていません。
3.具材と調味料をホットクック の内鍋に入れる
調味料をすべて混ぜ合わせます。
水(100ml)、酒(100ml)、味噌(大さじ3)、砂糖(大さじ3)、みりん(大さじ2)、しょうゆ(大さじ1)です。
酒は多めの100ml。水と酒は1:1の割合で入れます。
味噌は加熱すると溶けるので、あまり神経質に溶かす必要はありません。
混ぜ合わせた調味料と具材をホットクックの内鍋に入れます。
サバが重ならないように注意しましょう。
4.調理スタート 「サバの味噌煮」を選択
今回、まぜ枝ユニットは必要ありません。
メニューを選ぶ→カテゴリーで探す→煮物→魚介→さばの味噌煮
メニューを選ぶ
→ カテゴリーで探す
→ 煮物
→ 魚介
→ さばのみそ煮(No.042)
→ スタート
スタートキーを押せば、あとは「ほっとく」だけ。簡単です!
ホットクックの稼働時間は20分でした。
ホットクックで作った「サバの味噌煮」の出来上がり!
出来上がりです!
たれをサバにかけて味をなじませておきましょう。
お皿に盛りつけ、針しょうがを載せたら完成です。
食べてみると臭みが全くありません!
以前、サバの味噌煮を作ったときは、臭みがあって大失敗。
今回はいろいろ調べて、サバの下ごしらえをしっかりしたところ、臭みのないサバの味噌煮ができあがりました!
おいしいです!
ホットクックで「サバの味噌煮」を作るときの注意点
ホットクックがほどよい火加減でおいしいサバの味噌煮を仕上げてくれますが、以下の点に注意しましょう。
①サバの下処理をする(必須)
②脂の乗った新鮮なサバを使う
順番に解説します。
①サバの下処理をする
ホットクックで時短を目指したいのはよく分かりますが、サバの味噌煮をつくる場合は下処理は必須です。
どんな魚にも生臭さはありますが、特にサバは臭みが強めの魚です。
下処理を怠ると、せっかくの料理が台無しになってしまいます。
塩を振ってしばらくおく作業は省略したとしても、湯通しして冷水につけて洗う作業は必ずしておきましょう。
ちなみにこの作業を「霜降り」と呼ぶそうです。
②脂の乗った新鮮なサバを使う
マサバの場合、11月から2月頃のものがおすすめです。
この時期のマサバは脂が乗っていてとてもおいしいです!
一方、ゴマサバの場合は一年を通して脂の乗り方が一定です。マサバの味が落ちる夏は、ゴマサバを利用することをおすすめします。
おいしいサバの味噌煮をつくるもう一つのコツは「新鮮なサバを使う」ことです。
サバに限らず魚は鮮度が命ですからね。
まとめ
今回はホットクックを使った「サバの味噌煮」の作り方をご紹介しました。
サバの下処理をきちんと行えば、ホットクックで簡単にサバの味噌煮を作ることができます!
ホットクックを使わないでサバの味噌煮を作る場合、火の様子をみたり、たれを全体にかけたりと、ずっとコンロの前に立っている必要があります。
ホットクックのありがたいは、材料を切って内鍋に入れボタンを押すだけでいいという点。
ホットクックが火加減の調整をしてくれるので、ホットクックの稼働中は片付けや他の作業ができるのでとても便利です。
やっぱりホットクックはすごい!
みなさんもぜひホットクックを使った料理にたくさんチャレンジしてみてください。
我が家で愛用しているホットクック1.6L
置き場があれば大きめのホットクックの方が便利
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